生産性を飛躍的に向上させる思考法

本教材がテーマにとりあげたのは、ある意味で独特の、あるいは実践的な【生産性向上】です。

昨今の《withコロナ》と《働き方改革》の中で、しばしば“生産性向上”が話題になっています。操業時間や労働時間を減らしても、事業収益を維持するためには、業務の生産性向上が重要だというわけです。しかし、そんなことが、そもそも可能なのでしょうか。
　
そこで、よくある“効率化”のイメージからではなく、実践的な成果を出すための観点から、改めて“生産性”を取り上げた教材をご用意いたしました。
それは、
　　⇒効率発想が行き過ぎると、かえって生産性は阻害される
という考え方から始まります。昨今の効率至上主義が、日本の生産性を害しているのかも知れないのです。

もちろん、関与先からの相談対応や関与先指導テーマとしても“生産性”の課題は、今後益々注目されて行くと考えられますが、まずは会計事務所ビジネスに焦点を当て、実績を出すことが肝要でしょう。
それは貴所のメリットになるばかりではなく、今後の“関与先指導”の実践ベースを形成することになるからです。
　
そこで、1990年代に注目を集めた知的生産性向上システムの開発者であり、30年以上にわたり、A４換算で年間約1000ページ超のマネジメント関連文書を執筆し続けている講師に、【生産性向上の思考法】を伝授するセミナーをリクエストし、会計事務所ビジネスを例に生産性向上への取り組みを実践的に考える講座を作成しました。
　
まずは、先生方ご自身が、会計事務所業務の生産性向上を実践的に考える機会を持っていただき、その体験の中で得られた貴重な気付きを企業指導にお役立て頂きたいと思います。

現状の処理能力では、多忙な時期に、業務依頼をお断りせざるを得ないケースがある。この限界を打ち破るためにも、現在の陣容の生産性向上に取り組んで、もっと収益力のある事務所をめざしたい。

《生産性》向上は、今後しばらくは、重要経営課題の一つとして、顧問先・関与先から相談を受ける機会が増えるだろう。有益なアドバイスができるよう、実践的な考え方を学んでおきたい。

とにかく毎日忙しい。忙しいと、考え方まで消極的になってしまうし、考えたり、勉強したりする時間もとれない。自分自身が、そして職員たちが、更なるステップアップのための時間を捻出できるよう、“生産性”向上のための思考法を学びたい。

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