【ピンポイント経営管理：15分講座】実践キット

事業の決算方法やその結果は、単なる“納税申告”業務なのか、それともマネジメントの中核に位置するものか…。経営者の“捉え方”あるいは“実感”が、会計事務所の今後の可能性を握るキーと言っても過言ではない状況下にあります。

決算が“納税申告業務”であるなら、それが安価であるに越したことはありませんし、パソコンのアプリでも十分に用を成すかも知れないからです。実際にはそうでなくとも、“税の素人”には分かりません。

一方で、決算方式やその結果を、マネジメントの起点だと捉える経営者は、会計事務所の指摘や助言に強い関心を示すはずです。そして、会計事務所の選び方が、経営に大きく影響すると考え始めます。

確かに、“現場”の実態を見る限り、そんな“意識”に達する経営者は、ほんの“一握り”に見えてしまいます。多くの経営者は、マネジメントが業績確保や事業継続の役に立つとさえも考えていないようでもあるからです。

ただそれは、マネジメントに強い関心を持つための“きっかけ”に恵まれていないからだけかも知れません。重要性を実感できるきっかけさえあれば、関心が次なる関心を生み、深い見識に繋がって行くはずだからです。

その“きっかけ”あるいは“起点”を、ここでは経営管理の“ピンポイント”と呼びたいと思います。それは『ほら、日常的な“これ”に、もっとうまく取り組む方法が、マネジメントであり、会計事務所の助言なのだ』という指摘から始まるのです。

その次に進むべきテーマは、更なる決算見識の深化でしょうか、予実管理や経営計画等の計画経営でしょうか。あるいは事業承継や思い切ったＭ＆Ａ等への取り組みでしょうか。

どこから入っても頂上にたどり着く山のように、マネジメントの成果は、ピンポイントから大きな可能性に向かいます。そんな可能性の全部を、会計事務所ビジネスにしても良いし、その“入口”での道案内だけをビジネスにするのも良いと思います。

逆に、経営者がマネジメントに今よりもっと関心を持たないなら、会計事務所の見識は、企業に高く評価されなくなりかねないのが、昨今の情勢だと言えそうです。

では、どうするか。詳しくは、本教材の先生方が経営者に向けて行う《15分間講座レジメツール》と、約60分にわたる《講座内容とツール活用法の解説》で、ご確認ください。